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サンタアナウィンドという名前は秋から冬にかけてよく聞くけど、一体?wavewatch.comでアップされていた資料ともにほりさげてみましょう!
日本なら西高東低の気圧配置が多くなる時期に、等圧線が狭くなるのにともなって北西系の風が強まり、「季節風」と呼ばれたりしています。
サンタアナもカリフォルニアの季節風。寒冷前線が通過したあと、やってくる高気圧の縁を回る北東ベースの風がそれ。
wavewatch.com
極稀につめたいものもあるようですが(農作物が不作になったりするようです。アーバインなら名産の苺とか)クラシックなサンタアナ・ウィンドは恐ろしく乾いてあつく、非常に強い風で天気が晴れ。寒い時期にやってくる夏、いわゆるインディアン・サマーになるのです。
日本でもこの乾いた強烈な風による山火事が毎年報道されているように、大抵は嫌われてしまうもの。
南カリフォルニアのサーファーにとっては、前線が通過後、要するに気圧の谷が抜けて波が立ちやすいうえオフショア(天気図がこの組み立てになると、沖合いにも低気圧があるようです)サーフィンに限って考えると、決して悪くないものだったり。
wavewatch.com
なんで高気圧の吹き出しがそれほどまでに強まるのか?カリフォルニアの内陸部、ネヴァダと州の境やユタ州などいくつもの州にまたがる巨大なグレイト・ベイスンと呼ばれる盆地がカギ。そこに滞まる高気圧の吹き出しは、海へ流れ込む川もないような乾いたデス・バレイに代表されるような砂漠系の土地、山谷や峡谷を通過、そして海岸近くで沖合いにある低気圧に向かい、一気に風が急いで吹き始めるということ。
オレンジ色の場所がグレイト・ベイスン
基本、等圧線に沿って高気圧から低気圧へと風が吹き込みます。高気圧が盆地に停滞しようとする中、太平洋沖合いの低気圧が東進しようとすれば、等圧線が狭くなっていきます。間隔が混むと風が強まりやすいのは、自転車のタイヤの中の空気を思い出してみると・・
圧縮された中でグルグル回ると空気も暖かくなっていきますね!しかもその風が砂漠経由となると、それはもうビックリするほどあついのですが、めちゃくちゃドライ。この感覚は、湘南では味わうことのない気候でした。
もうひとつの疑問は?なぜサンタアナ・ウィンドという名前なのか?ちなみにサンタアナという町は、オレンジカウンティーのダウンタウン。お役所系が集まり、メキシカンが非常に多く、車から流れてくる曲や町並みはメキシコにトリップした気分になれる場所。
アーバインからは車で20分ほど。動物園もありますね!全然、砂漠寄りの場所ではないのに・・
答えは既に100年ほど前、メディア(当時は新聞社)がつくりだした造語だったようです。もちろん、サンタアナのお偉いさんからその言葉はつかうな!と圧力がかかったこともあるようですが、サンタアナ・ウィンドという名前はしっかり残りました。
一説には、この言葉をつくりだしたのはサンタアナの博識ある人々自身だったという考えもあるようです。実際はなぞ。たった100年くらい前のことなのにね。
言葉の由来の方にはそれほどこだわらず、この独特な風の原因を追求していくところがアメリカという場所なのでしょうか。
sweet of the day
日本のギャルが少し懐かしくなってきた。
ハワイには冬の早い時期の北西系のウネリがヒットしていますね!日本を離れた低気圧アリューシャン近海で発達、ハワイに大きなウネリを届け、数日後にはここ南カリフォルニアにも同じ雲の塊による波が立つ。このつながってる感が、なんだか嬉しいのだ☆
日本なら西高東低の気圧配置が多くなる時期に、等圧線が狭くなるのにともなって北西系の風が強まり、「季節風」と呼ばれたりしています。
サンタアナもカリフォルニアの季節風。寒冷前線が通過したあと、やってくる高気圧の縁を回る北東ベースの風がそれ。
wavewatch.com
極稀につめたいものもあるようですが(農作物が不作になったりするようです。アーバインなら名産の苺とか)クラシックなサンタアナ・ウィンドは恐ろしく乾いてあつく、非常に強い風で天気が晴れ。寒い時期にやってくる夏、いわゆるインディアン・サマーになるのです。
日本でもこの乾いた強烈な風による山火事が毎年報道されているように、大抵は嫌われてしまうもの。
南カリフォルニアのサーファーにとっては、前線が通過後、要するに気圧の谷が抜けて波が立ちやすいうえオフショア(天気図がこの組み立てになると、沖合いにも低気圧があるようです)サーフィンに限って考えると、決して悪くないものだったり。
wavewatch.com
なんで高気圧の吹き出しがそれほどまでに強まるのか?カリフォルニアの内陸部、ネヴァダと州の境やユタ州などいくつもの州にまたがる巨大なグレイト・ベイスンと呼ばれる盆地がカギ。そこに滞まる高気圧の吹き出しは、海へ流れ込む川もないような乾いたデス・バレイに代表されるような砂漠系の土地、山谷や峡谷を通過、そして海岸近くで沖合いにある低気圧に向かい、一気に風が急いで吹き始めるということ。
オレンジ色の場所がグレイト・ベイスン
基本、等圧線に沿って高気圧から低気圧へと風が吹き込みます。高気圧が盆地に停滞しようとする中、太平洋沖合いの低気圧が東進しようとすれば、等圧線が狭くなっていきます。間隔が混むと風が強まりやすいのは、自転車のタイヤの中の空気を思い出してみると・・
圧縮された中でグルグル回ると空気も暖かくなっていきますね!しかもその風が砂漠経由となると、それはもうビックリするほどあついのですが、めちゃくちゃドライ。この感覚は、湘南では味わうことのない気候でした。
もうひとつの疑問は?なぜサンタアナ・ウィンドという名前なのか?ちなみにサンタアナという町は、オレンジカウンティーのダウンタウン。お役所系が集まり、メキシカンが非常に多く、車から流れてくる曲や町並みはメキシコにトリップした気分になれる場所。
アーバインからは車で20分ほど。動物園もありますね!全然、砂漠寄りの場所ではないのに・・
答えは既に100年ほど前、メディア(当時は新聞社)がつくりだした造語だったようです。もちろん、サンタアナのお偉いさんからその言葉はつかうな!と圧力がかかったこともあるようですが、サンタアナ・ウィンドという名前はしっかり残りました。
一説には、この言葉をつくりだしたのはサンタアナの博識ある人々自身だったという考えもあるようです。実際はなぞ。たった100年くらい前のことなのにね。
言葉の由来の方にはそれほどこだわらず、この独特な風の原因を追求していくところがアメリカという場所なのでしょうか。
sweet of the day
日本のギャルが少し懐かしくなってきた。
ハワイには冬の早い時期の北西系のウネリがヒットしていますね!日本を離れた低気圧アリューシャン近海で発達、ハワイに大きなウネリを届け、数日後にはここ南カリフォルニアにも同じ雲の塊による波が立つ。このつながってる感が、なんだか嬉しいのだ☆
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無題
なるほど〜
地理のクラスの授業の様ですね。
よ〜く、わかりました。
この、great basinとの狭間にある山がLos Angelesの汚れた空気を遮るがためにL.A.のポリューションはいつも悪いのだと先生に教わった様な記憶があります。
サンタアナ・ウィンズについては、そちらに住んでいた時は、よく山火事に気をつけろとか、まあ、名前だけは知っていました。何て言っても、サーフィンやってなかったですからね〜。”あっ、そ〜なの?”程度でした。(悔`````)
当時もサンタアナは治安が悪いから行くなとか、サンタアナカレッジはレベル低いからトランスファーは厳しいとか良く聞いていて、皆、オレンジコーストや、サドルバックに行ってましたね。
楽しいのはオレンジコーストですね、きっと。昔も今も場所柄、Party Collegeのままでしょうね。すいません。話が逸れました。
地理のクラスの授業の様ですね。
よ〜く、わかりました。
この、great basinとの狭間にある山がLos Angelesの汚れた空気を遮るがためにL.A.のポリューションはいつも悪いのだと先生に教わった様な記憶があります。
サンタアナ・ウィンズについては、そちらに住んでいた時は、よく山火事に気をつけろとか、まあ、名前だけは知っていました。何て言っても、サーフィンやってなかったですからね〜。”あっ、そ〜なの?”程度でした。(悔`````)
当時もサンタアナは治安が悪いから行くなとか、サンタアナカレッジはレベル低いからトランスファーは厳しいとか良く聞いていて、皆、オレンジコーストや、サドルバックに行ってましたね。
楽しいのはオレンジコーストですね、きっと。昔も今も場所柄、Party Collegeのままでしょうね。すいません。話が逸れました。
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プロフィール
名前:Tomomi
HP:Nakisurf
性別:女性
自己紹介:
湘南を離れ、2008年から南カリフォルニアに越してきました。
プロサーファーという経験を通して、主に女性サーファーの参考になるような情報をアップできれば幸いです。
ビーチへ足を運ぶと、不意をつかれたかのように様々な気持ちよいことに出会えたりしますよね!
一眼レフではない普通のデジタルカメラではありますが、たっぷりとある日差しの力を拝借しながら更新していきます、どうぞ宜しくお願いします☆
プロサーファーという経験を通して、主に女性サーファーの参考になるような情報をアップできれば幸いです。
ビーチへ足を運ぶと、不意をつかれたかのように様々な気持ちよいことに出会えたりしますよね!
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