メモリアルデイ

５月の最終月曜日は、アメリカの祝日でした。
でも祝日って呼ぶのはヘンな気もするメモリアルデイ。

日本語だと戦没将兵追悼記念日って呼ぶということ。
近所の公園でもイラク・アフガニスタン戦争の戦没者を追悼していました。

湾岸戦争を抜きで考えたとしたら、２００３年から始まったこの戦争。亡くなってしまったアメリカの兵隊さんは、
既に今月の半ばで４６００人越え。国を問わなかったら、たくさんの民間人も含めて
一体何人がこの世からいなくなってしまったのでしょう。
サダム・フセインさえ、死刑が執行されもういません。

確実なのは、証拠までつきつけた大量破壊兵器は存在しなかったということ。

近所の公園で追悼されていた人々を見ると、２０代～３０代前半の人ばかり。

本当なら無限大の未来が待ちうけ、故郷に帰るのを夢見ながら仕事をまっとう。
でもアメリカに戻ることができなかった。

写真撮影はもしかするマナー違反なのかもしれない。それでも撮った。
アメリカは実際に戦争に行って死んじゃうんだという現実を垣間見て、形容できない感情になった。

戦争を語るには、自分は無知すぎる。
でも大切な誰かがいなくなってしまう気持ちは、分かると思う。
大規模戦闘終結宣言とかいうものをした人がいたけど、その人の娘は、
血のかけらも見当たらない、綺麗で真っ白なウェディングドレスを先週着てた。

ｓｗｅｅｔ　ｏｆ　ｔｈｅ　ｄａｙ

戦争は憎しみや悲しみという、良くない感情をうむだけと思う。
どこかでダークな何かの利益を得る人がいても、そんな血に染まった表面上の幸せが永代続くわけがない。

ｐｅａｃｅ☆